Gabon Matin -ガボンマタン-

青年海外協力隊2018年1次隊ガボン隊員のリレーブログ

色々ありました~

リレーブログも一周して、再び順番が回ってきた「そーめん」です。

いや~。投稿の順番が回ってきて約1か月が経ってしましました。書かなきゃいけない事は分かってましたが、何分色々ありこんなに時間を要してしまいました。ごめんなさい。

 

色々あった?・・・じゃぁ、それ何?ってことですが

持ち金、銀行、ネット環境整備、通信電波状況、「アミ=友達」対応、などなどあり過ぎるので、この辺については次回以降ということで・・・

 

遊びに来たわけじゃないので、今回は「配属先での活動」ということにしましょう。

 

でもその前に、色々あった事の始まりはこれです。

 

私「そーめん」が首都を離れたのは9月4日(火)の早朝6時前。車に揺られること12時間の小旅行。じゃなくて大移動!

そんな中、道中一番楽しみにしてた「赤道越え」は、眠気と共に夢の中で達成。

(あ~残念。その後、JICAスタッフに聞いたら「越えちゃったね(笑)」だって。いつか再度挑戦してやる。)

 

ということで、活動について書きますね。

 

私が配属され活動している任地は、Gabonの首都のリーブルビル(自由の街)から遠く約600㎞離れた、オロログエン州のクラムトゥー市という街で活動してます(人生初の南半球生活)。そして何より、この州・この街には日本人は私「そーめん」ただ一人

配属先はCTAエイズ外来診療センター)というところで、アシスタント・ソーシャルという肩書で活動しています。

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現在任地に来て1か月が過ぎたところですが、仕事内容といえば、

①「業務改善。仕事効率の向上。」

ⅰ.「Excelでのデータ処理」が中心。数字が違うのは想像がつくが、その基になる記録がいい加減で手の施しようが無いものもある(日付が入っていないものはどうしようもないね)。数字の違いを修正しようとして、相方に報告・確認・実行しようとするけど、「内容は分かったけど、修正しなくていい!」って言われながらも、出来ないフランス語と電子辞書で「間違っているものは間違ってるし、そんなの報告したって正しい報告・統計ができる訳ないんだからダメ!修正する必要がある!」って言いながら、強引かもしれないけど、相手のPCいじって数字確認させたり、そんなことを繰り返しながら、この相方と一緒に頑張ってる。でも、このやり取り実は楽しいですよ。最後は、相手が根負けして笑いながら「Oh~。ZAKI因みに、配属先では"zaki"という名前で活動してます)。」って言ってる。

これが成り立ってるのも、この配属先には過去4人の先輩隊員がいたこともあり日本人を受け入れる体制は出来ているし、日本人の得意分野を知っているよう。だからなのか分からないけど、相方もゆっくり話してくれるし、単語書いてくれたり、何とか別の言い方で対応してくれる。

でも、このデータ処理の修正は気が遠くなる。だけど、スタッフが今後しっかりしたデータ処理、仕事効率向上が出来るようになればいいのかなって思っているので、早くそのシステム作りを完成させたい。(こちらの人はコンピューターが苦手な人が多いみたい。でも、私も苦手。日本では機械に翻弄され苦労していたのに、ここではそれが手始めの仕事になっている。何という試練!)

ⅱ.「報告用紙の改訂」

ⅲ.「今後の改善計画に向けてのプレゼン準備」

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②「機械修理」

でも、機械修理なんて大層なこと書いたけど、中身は「プリンターが動かなくなった!」→「トナーの汚れや紙詰まり!!」。「PCの音が出ない!」→「よくわかんないけど、別のケーブルと交換で解決!!」。「キーボードの言語が思うように打てない!」→「自分の日本語対応のPCと睨めっこして四苦八苦!!」というような、訳分からないオーダーに対応。

こんなことでも、直ればとにかく「有難がれる。喜ばれる」。これって、実は自分自身が「必要とされてる?」てことなのかな?だから、フランス語が全然できなくても(本当はいけないってことは理解してる)、今は居場所があるって感じてる。

 

③「Japon projet」

これは本当に遣り甲斐がある。なぜなら、この協力隊への参加が決まった時から日本で考えてきた自分の思い、活動内容が気持ち悪いくらい一致していたからだ。

中身については、計画書作成中なので詳しいことは書きませんが、

ⅰ.「建物の増築と改修による機能性の向上」

ⅱ.「HIV/AIDS患者の社会復帰と経済活動への参加」という2本柱です。

これが、私の2年間の一番の活動ですかね。必ず実現させる!!

毎週木曜日にスタッフ研修、会議があるけど毎回これについての議題がある。

院長だけの考えでなく、スタッフ全員が意見を出し合い、時には意見のぶつかり合いもある。日々色んなことあるが、チーム・クラムトゥーって感じが素敵と思っている。

そんな中、言葉が全然できない私の意見を取り入れてくれ、それを数名のスタッフが自分が作ったイメージ図を基に文章に起こし起案してくれもした。(計画書の中に歴代の先輩隊員に加え自分の名前があることは、責任感謝の念を覚える。だからという訳でないがここでの活動は気合が入るなって、やりがいを感じる毎日が楽しい。)

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(思いをフランス語の文章に起こしてくれた仲間)


確かに言葉は、全然できないけど気持ちや、頭の中にある日本語はこの仲間。ここに通う患者。街で悩み苦しんでいる人々。はたまたGabon国民のために、何か力になりたい!!って思ってる。

 

今はこんな内容で、首都から離れた車で12時間のオロログエン州・クラムトゥー市で活動しています。

f:id:gabonjocv2018:20181014064051p:plain(配属1か月の記念日に撮影)