カメproject
こんにちは、筆不精まみむです。
ブログ、なかなか書く気が起きない病気で
いつもおこめちゃんに先に書いてもらったり
順番が来ても1か月くらい放置です。反省。
今回はガボンのシニアボランティアの方が始めた
カメプロジェクト、通称カメプロについて。
首都のリーブルビルは海沿いに面しています。
そのため、カメが産卵期になると浜へ来るそうです。
ガボンにくるカメの産卵期は11月頃からのようで、
卵は2カ月後に孵化します。
カメは1度に100個ほどの卵を産むそうですが、
浜辺で孵化した子ガメは海にたどり着くまでに
鳥やカニなどに襲われて死んでしまうそうです。
また、カメの産んだ場所によっては、
障害物(ゴミとか)で海にたどり着けないとのこと。
カメプロはそんな子ガメを助けるためのプロジェクト。
朝6時に家を出発して
砂浜を2時間程歩いて子ガメを探し、
見つけたら海へ連れて行ってあげます。
朝日きれい。
シニアボランティアの方は11月か12月からしていたそうですが、
わたしは12月31日からスタート。
年末年始含めて計5回ほどしましたが、
結論から言うと一度も子ガメには会えませんでした。
孵化後の卵の殻は見つけました。
あと会えたのは母カメと子ガメの死体1匹ずつ。
頑張ったんだね…と思いながら、
手を合わせて供養しました。
子ガメは浜で死んでいたので、
おこめちゃんが海に返してあげました。
シニアボランティアさんが撮った子ガメの写真を載せていいよって許可いただきました。
孵化して海に向かう子ガメたち。
かわいい。
孵化するまでの2ヶ月の間に上へ草が生えてしまうと、なかなか抜け出せなくなっちゃうそうです。
たくさんいる〜!
ガボンの浜辺はゴミだらけで本当に汚く、障害物だらけで子ガメたちは大変だろうなという気持ちでいっぱいでした。
ゴミだらけの浜辺、
そしてそれを撮るおこめちゃんと後輩ちゃん。
しかし朝の浜辺散歩、楽しかったです。
以下、おこめちゃんが激写した浜辺のゴミシリーズ。
①レガブ缶
スタンダードなゴミですね。
②ソファ
大きいゴミですね。
③ライオンのぬいぐるみ
トイストーリーのおもちゃだったらこの子泣いてますね。
④服
ガボン人、乾季になるとすぐ長袖着るんですよね。
⑤スイカ
埋まってました。後ろにいるのはシニアボランティアの方。この写真すき。
⑥スピッツ(採血の時に血を入れるやつです)
検査技師のおこめちゃんは見つけて興奮してました。
日本だとありえないゴミです。
⑦人形の足
この後、手も探しました。
⑧人形の手
手、ありました。本体どこだ。
⑨人形
残念ながら先ほど見つけた手足とはちがう人形だったようです。ちょっとホラー。
⑩わさび
中国産。
1月いっぱいはまだ子ガメいる可能性があるそうなので、引き続きカメプロしたいと思います。
やる気のおこめちゃん。
ちなみに、前にわたしが書いた記事で
ガボンの楽園と呼んでいたポワンデニでは
時期になるとカメの産卵ツアーに参加できるようです。