Gabon Matin -ガボンマタン-

青年海外協力隊2018年1次隊ガボン隊員のリレーブログ

2018年1次隊ガボン組、任期終了しました

ブログを読んでくださっている皆様、お久しぶりです。

2018年1次隊のガボン組です。

2020年7月9日をもって、6名みんな任期満了しました。

 

コロナ禍で全世界が大変な状況である最中、

ちょっとニュースにもなっていましたが

全世界のJICAボランティアはみんな一斉退避し、

3月下旬にみんな無事に帰国しました。

 

ちなみに、そーめんとキティちゃんは現職参加であったため

3月で任期満了して帰国できました!

他4人は退避という形で帰国でした。

 

 

年明けからコロナの話はガボンの職場でも出ていて、

2・3月頃にはアジア人というだけでコロナ差別されて

すれ違う人に「コロナ!」と叫ばれたり

タクシー乗車拒否されたり、ボランティアの中では

被害にあっていた人もいたようです。

 

しかしガボン人はそんな人ばかりではなく、

「家族は大丈夫?」「日本は危ないからガボンにいなさい!」

と優しい言葉をかけてくれる人もたくさんいました。

(帰国前、ガボン国内の感染者は日本よりかなり少なかったのです)

 

帰国はとっても急で、出国2日前に緊急帰国が決定しました。

いろいろな国がどんどん国境閉鎖していく中、

日本に帰るための航空便をJICAの方々が懸命に取って下さり

ぎりぎりで出国して帰国することができました!

(私たちの出国した2日後?にガボンは国境閉鎖しました…セーフ)

 

退避した4名は、帰国してすぐはホテルで2週間の隔離生活を送りました。

日本にいる間はネットを使って現地のスタッフとやりとりをして

遠隔支援を行ったり、報告書を書いたりと、

みんな日本でできることをいろいろしておりました。

 

今はもう、日本に帰ってきて5ヶ月が経ちましたが、みんなそれぞれ日本での新しい生活を始めています。 

 

まさかこんな形で任期が終わるとは思いもよりませんでしたが、

1年9か月、ガボンで過ごせたことはとても貴重でありがたい経験でした。

 

最後に、6人それぞれから一言ずつ書いて

このブログを終了しようと思います!

 

●そーめん

(多忙の為コメントする時間がありませんでした!いつか彼なら、書くかも?) 

 

●キティ
2年間不定期に更新している私たちのブログを楽しみに待っていてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
私は現職参加という立場で参加した為、本当は同期の中で4か月早く帰国するということになっていましたが、コロナの影響もあり、まさかのほぼ同時期に帰国という形になりました。みんな様々な思いがあるとは思いますが、とりあえず全員が無事に帰国できたことは嬉しいです。そして、私は4月から通常通りに仕事が始まってすでに5カ月が経ち、色々なことがありました。日本の教育が素晴らしいと感じたことやアフリカの方が良かったなと思うこともしばしば。。そして何よりも未だ慣れない仕事内容に四苦八苦しているのも事実です(´;ω;`)ウゥゥ
私としては、このブログが終わるとしても、最後にこの同期6人の通知表をぜひ書きたいなと思っています!!訓練所で出会ってから2年間。私なりにそれぞれの人格を見て勝手に教師目線で評価します。(笑)お楽しみにーーー♡

 

●ポムテ

残り3か月ほどの任期を残しての帰国となりましたが、やれることは、まぁやれたかなぁ、という感じです。一から畑を再開させて、20種類以上の野菜を収穫できたし、マンゴーやアボカドなどの植樹、土壌消毒なんかも試しました。支柱が手に入らず設置できなかった「日除け」はちょっと心残り。

昔、シュバイツァー博士が自給自足を夢見て拓いた畑。そこで自分も同じ目標に向けて活動できたことは、とても良い経験・思い出になりました。

またいつか、機会があれば(20,30年後とかに?)訪れたいと思います。

Au revoir , Lambaréné !

 

●まみむ

ガボンでの思い出を一言で表すなら、「日々奮闘」ですかね。活動はもちろんのこと、買い物するのも、タクシーに乗るのも、その辺を歩くのも、たくさんのアフリカ人と喧嘩し、時にはやさしさに触れてホロリとする毎日でした。

この約2年間、ガボンの妊婦さんと赤ちゃん、これからのガボンを担う若者たちのために!と思いながら活動していましたが、最終的に一番成長させてもらったのは私なのかもしれないなと振り返った今日この頃です。

活動を私たちの活動を応援してくださったすべての皆様に感謝したいと思います。

Merci beaucoup !

 

●おこめ

ガボンでの生活は、毎日が異文化理解との格闘で、喜怒哀楽が爆発した日々でした。

ガボンに居た当時は、「あ~日本帰りて~」と隣に住むまみむと冗談交じりで愚痴っていましたが、いざ本当に、しかも急に帰国してしまった今思うことは、毎日がやりがいに満ちた楽しい日々だったということです。

外での何気ない挨拶や、ゆったりとした時間、汚いタクシーの中での会話(喧嘩が8割程)、職場での奮闘、全てがもう二度と経験出来ない貴重な時間だったことが、今とてもよく分かります。

青年海外協力隊になったからこそ出会えた、日本人やガボン人を含める沢山の人々との出会いは一生の宝物だと自信を持って言えます。

日本で過ごす2年、ガボンで過ごす2年、間違いなく、一生の思い出に残る2年はガボンで過ごした時間です。

協力隊になれて、ガボンに行けて、本当によかったです。この2年を支え応援してくださった全ての皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

※私のブログはまだもう少し更新予定なので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです。

 

●むーみん

 2年間、このブログを通じて私たちのブログを応援してくださり、ありがとうございました。

新型コロナウイルス流行の影響で急な帰国となり、お世話になったガボンの同僚や、家族のように接してくれたホストファミリー・友人たちにお礼すらできず、

帰国直後はなかなか心の整理ができませんでした。

現在は都内にある保健所の感染症課で外国人担当として働いており、ガボンでの経験をフルに活かせていることを嬉しく思っています。

また世界のどこかでみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

 

 

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このブログが、今後ガボンに関わるたくさんの人にとって、

海外で頑張る・頑張ろうとしている人にとって、

少しでも役立てることを祈っています!

 

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それではみなさん、Au revoir!(オルボワール!)

 

※今後も、活動について書き残したことを

ここに投稿するメンバーがいるかもしれません(笑)