ガボンの楽園
こんにちは、筆不精のまみむです。
気づいたら2019年が始まって既に3ヶ月経っていました。
ガボンに来て8ヶ月経ちまして、
年明けにJICAへ第2号報告書を提出しました。
この報告書には、これから自分がやりたい活動計画を書いています。
これからそれを進めていくわけです。
果たしてガボン人と協力してやっていけるでしょうか。
わくわくどきどきはらはらです。
主にはらはらです。
で、そんなわたしは先々週まで
任国外旅行で日本にいました。
日本寒い。乾燥がすごい。
まぁ日本のことは置いといて、
今回は、日本に帰る2日前に行った
ガボンのリゾート
「ポワンデニ」
というところについて書きます。
ポワンデニは
ボートで約30分ほど行ったところにある
対岸にあります。
首都の海はとっっっっっっっっても
汚いんですが、
ポワンデニの海はとっっっっっっっっても
きれいです。
なんなんだこの違い。
今回は日帰りでした。
ホテル設備(プールとかシャワーとか)が自由に使え、往復のボート代と昼食がついて5万fcfa。(1万円くらい)
泊まると1人1泊15万fcfaくらいらしい。
リッチじゃないと無理ですね。
宿泊コテージ。これは2階建。
プール
行き方として…
9:30にミシェルマリンという港から
ボートに乗って移動します。
こんなやつ。
わたしが乗ったやつはもっと小さかったです。
でっかい波きたらすぐ転覆しそうな感じの。
ボートに揺られること30分、到着。
ウェルカムドリンクを飲んで
海とプールでひたすら泳ぎ
持っていっていたソフトバレーボールで
ガボン人vs日本人➕中国人で
国際試合をし、
13時から昼食です。
ビュッフェです。
すごい品数でした。
いっぱい食べました。
たくさん泳いだし、お腹すいていたので
食べられると思ったのですが
最後の方は取りすぎたことを後悔しました。
もう昔のようにたくさん食べられない…
確実に内臓が歳をとっていっているなと感じました。
でも気持ちはずっと20歳です。
午後からも…
泳いだり、
孔雀を見つけて追いかけたり、
(ホテル内で飼ってるのか?)
カニ釣りを試みたり、
(釣れませんでした)
美人ダンサーのお姉さんと国際交流したり、
(お姉さん達、岩場でヨガしてた。
すごい体幹だった。)
オブジェの亀で遊んだり、
楽しく充実した時間を過ごしました。
そして17時。
再びボートに乗り
汚い海のリーブルビルに帰りました。
ただいまリーブルビル。
たまには自分へのご褒美で
こういう所に来てもいいのかなー
と思えるような素敵な場所でした。
隊員総会
助産師のまみむが日本に任国外旅行で日本満喫中なので、
今回は順番を変えて、私おこめが担当します。
私たち青年海外協力隊&シニアボランティアは、年に2回ほど全隊員が集合し、JICA事務所からの話や各隊員の活動報告などの時間を設ける集まりがあります。
1月、ガボン隊員の総会が開催され、私はその総括サブで働いたので今回は総会についてお話します。
準備を始めたのは10月でした。
まずは会場の選定。
JICAの決まりで、会場の見積もり競争をしなければならないので、
中に入ってみたいという興味で立派なホテルで見積もりをとり、
あまりの値段の高さにドン引き、
↓ ドン引いた高級ホテル
本命であるCAPAL(カパル、日本が無償資金援助したお魚市場)でも見積もりをとり、
庶民的な値段に安堵し、
↓庶民の味方CAPAL
CAPALで決定しました。
CAPALの会議室を使用することになりましたが、会議室といっても
机やいすはありません。
大きい窓があるので開けた海を見ることは出来るけれども、プロジェクターを使用するには明るすぎる。
ということで、まずは何脚の椅子、テーブルはいくつ、カーテン、プロジェクターは借りられるかという一からの会場設営準備が始まりました。
そしてもう一つ、大きい仕事が「大使館職員の方々との昼食会」
この準備がもう…、もう…
まずは、使用テーブル、椅子、ブッフェ用のテーブルの数決め。
大使をそこらへんの安い椅子には座らせるわけにはいかないので、どんなイスかの要望からスタート。
実物も無ければカタログも無い、ガボン人と日本人のお互いのイメージのみでのやり取りに不安が押し寄せました。
実物を見るまでは、恐怖でした。
次は食事のメニュー決め。
CAPALにはおばちゃんたちの組合があり、このマダムたちが市場のすぐ隣で料理を売ってくれます。美味しいんですこれが!
↓組合のマダムたち
↑なんかの魚のブイヨンとなんかの魚の網焼き(美味しいんですほんと~)
総会では向こう側がメニューを提示してくれると思いきや、こちら側が料理をリクエストするという流れ。
メインとなる料理をいくつか、付け合わせの内容、サラダの種類、デザートの種類、飲み物の銘柄まで、こちら側が細かく提案。
レストランで出るような料理ではなく、ガボン料理を中心にリクエスト。
そして、今回の総会の最大の難関、
「13時までに料理を仕上げて会場に持ってくること」
これをもう、何十回言ったかというくらい、言いまくり、
大使を待たせるわけにはいけない、日本人は時間に厳しいと伝え、
マダムに念を押して押して押しまくりました。
幸いだったのは、このCAPALにはJICAの専門家の方が働いているので、彼が全ての工程を見届けて、後ろからもサポートしてくださり、不足している点は補ってくださるという点でした。
もう、感謝感謝です。
このCAPALとメールのやり取りを沢山し(総括の先輩がやってくださりました)、
会場にも何度も足を運び、
話し合いを何度もし、
家に帰っても何度も総括と話し合いと準備をし(家が隣同士でラッキー)、
迎えた総会前日。
16時に、椅子、テーブル、カーテンが届くはずが、
さすがアフリカ、来ません。
全然来ません。
CAPALの偉い方々も焦り始め、
業者らしき人が来たと思ったら、窓のサイズを測り始め、
「え!今からカーテン準備始めるの?」と衝撃を受け、
私たち総会係も「これはやべぇやつだ」と焦り&諦め始め、
CAPALがテーブルの業者に「今どこだ!」と確認の電話をしたら「ちょうど出たところです」という返事が返ってきたらしく、
「いや、出たってどこを出たんだよ」とみんなで突っ込み、
総括とサブの私だけ残って他のみんなは家に帰ってもらおうとしたその時、
3時間以上の遅刻でやっと来ました。
そこからボランティア総会用の会場セッティングをし、
電子機材は盗難の可能性があるので全て引き上げて、無事帰宅。
家に帰っても準備を深夜まで行い、
カーテンは業者が夜に作業するということですが、大雨が降っていたので、100%業者来ていないだろうという予測でこちら側でもアフリカ布を準備。
そして、当日。
物が沢山なので朝7時にボランティアが良く使うタクシー運転手を頼んでいましたが、
はい、ここでもアフリカ時間登場。
来ません。
全然来ません。
私マジギレ。
「いまどこー!」という怒りの電話をかけ(かけたのは総括)、
40分遅れで到着。
会場に到着すると、カーテンの業者がカーテンを取り付けている最中でした。
来ていることに感動。
機械やら何やらを急いで準備し、
時間通りに日本人たちは集合し、
時間通りにスタート。
日本人最高。
総会は1人10分で先輩隊員の皆さんが活動報告をしたり、
その他係の話し合いをしたりなど、
パソコントラブルにはあいましたがPC隊員の皆さんに助けて頂き、
時間通りに終了。
日本人ほんと最高。
↓トラブルにすぐ対応してくれたPC隊員さん、さすがです。
さあ、ここからが勝負の始まりです。
まずは会場設営。
食事が出来るように不要な物は片付け、円卓設置と、それに合わせて椅子設置、ビュッフェテーブルの設置、テーブルクロスや飾りなどなど設置祭り。
ボランティア全員で設置したのですが、あまりのスピードと勢いにガボン人ドン引き。
そして最大の難関、料理!
なんと、準備出来ていました!10分遅れで!
遅れるだろうという予測で、必要になる時間より30分早い時間をマダムには伝えていたので、想定の範囲内の遅れで一安心。
が、しかし、
料理の内容が全然違う...
話し合いのときに料理の内容を聞かれたから答えたのに、違うじゃないか。
サラダないし、デザート違うし、付け合わせも違うし、メインは少ないし、
あ~~~もう~~~~~涙
後で知ったのですが、時間通りに作ることが相当なプレッシャーだったそうで、メニューを変えたそう。
おうぅぅ、そうだったのか。
異文化とは、お互いに難しくストレスを感じるものであると痛感。
いざ昼食会がはじまると、おおむね段取り通り。
↓会場の様子(華やかですよね~!)
楽しんでもらいたいという思いで色々な企画を準備してきましたが、
スライドショーも余興も大盛況で終了。
私も踊りました。
ピンク色のアフリカ布で衣装まで作ってperfumeのチョコレートディスコをおどりました。
写真は割愛。
大使館の方々も楽しんでもらえたようで安堵。
特に普段食べないガボン料理を食べられたようで良かったそうです。
長い長い長い作業でしたが、
無事に終えることができました。
日本では簡単に済むことが、ここではそうはいきません。
日本スタイルをアフリカで実現するのは、難しいことです。
相当な労力を使いますが、それはお互い様。
異文化理解を深めることができました。
さて、次回の総括は私です。
またCAPALでやってという声を沢山頂きましたが、次回は違うところでやります(笑)
↑ 海からのCAPAL
では、次回はまみむです!
ランバレネ
任地ランバレネについて、写真と共に紹介します。
ガボン中西部に位置するランバレネ(Lambaréné)は、首都のリーブルビル(Libreville)から南東へ150㎞。車で4時間のところです。
人口38,775人(2013年)の国内で8番目に大きな都市で、森林に囲まれ、オゴウエ(Ogooué)川中流沿岸にあるため、川魚が名産です。
オゴウエ川。ガボンの真ん中を流れる大河。水源はコンゴ共和国です。
全長1,200㎞(長さ日本一の信濃川は367㎞)。
流域面積223,856㎢(流域面積日本一の利根川は16,840㎢)。
職場の畑の前にもオゴウエ川が流れていて、運が良ければカバが見られます。
街中には『マナティとワニの狩猟・売買禁止』って看板があるから、運が良ければこちらも見ることができるはず。
そういえば、リーブルビルでワニの赤ちゃんを売ってるお兄さんがいた。
シュバイツァー病院はオゴウエ川の北側にあります。家は病院の敷地内にあるので、買い物へ行くにはタクシーに乗って、川の南側、イザック(Isaac)という地区まで行きます。途中、中州にあるマテリオ(Matériaux)という地区でも買い物ができるけど、イザックの方が店が多くて賑わってます。
橋を2つ越えれば、イザックの中心地に到着です。
ランバレネで一番栄えたところ。
今日はちょっと人が少ないかも。
道の両側には店が並んでます。
服、文房具、台所器具、電気製品、コスメなど色々売ってます。
大抵どの店も同じ物を売ってるから、他では見かけないものを見つけると「おっ!」となって嬉しい。
川の町なので、水揚げされた魚がよく売られています。1㎏1000Fcfa(約200円)。
魚の燻製もたくさん売られています。水で戻してから使います。
イザックの一等地にあるランバレネで一番大きな雑貨屋さん。
こうゆう店は大抵、レバノン人、モーリタニア人、モロッコ人の誰かがやっています。
店内。1階は食料品など。
2階はプラスチック製品や家電など。ガボンではプラスチック製品が高いです。
他の店の店内。よく泡立つシャンプーがなかなか見つからない。そもそもシャンプー自体が全然ありません。
雑貨屋さんはどこもこんな感じ。割と何でも揃う。
スーパー「セーカドー」。ガボンにあるスーパーチェーンの1つ。ランバレネには2店舗あります。イザックとマテリオに1店ずつ。
まるで日本のスーパー。
アイスクリームも売ってる。
青果物は外の露店で買います。ほぼカメルーン産。たまに中国産。
白菜やミカンも売ってます。2Sサイズのミカンが1個250Fcfa(約50円)。
郵便局。まだ入ったことありません。
旧市役所跡地。2016年の大統領選で暴動が起きて焼き討ちに遭いました。
タクシーを待つ人々。
他にもパン屋、肉屋、床屋、仕立屋など小さな店がたくさんあります。
19時を過ぎると魚を焼く屋台がたくさん並ぶので、また違った雰囲気に。
ランバレネ、ぜひいらっしゃいまし。
ポムテ
☆Bonne année 2019☆
Bonne année☺
明けましておめでとうございます。(↓シュバイツアー組の手作り✨)
1月になり20日も過ぎました。。
ブログをアップするのがかなり遅くなりました。。
言い訳をすると、2週間続けて下書きが保存できていなかったり電波が悪かったりでデータが消え、、心が折れていました( ;∀;)
今週末は熱で寝込んでいたのですが、仕事もしなくてはいけないので気力を振り絞って三回目を一から書いてアップしました。みんな遅くなってごめんなさいm(__)m
さて、冬休みが12月20日~1月7日まであり、暇を持て余していたキティ(小学校教育)の新年後の活動やトラブルについて今日は書きます。
1月7日からようやく学校が始まるー♡とワクワクしていた矢先に、クーデターがおきました。前日の日曜日には、遠足前の子供のように嬉しくて歌いながらしっかりと次の日の準備をして寝たのに。。。(↓壊れていた鍵盤ハーモニカの修理もしたのに。。)
忘れもしない1月7日(月)バカンス明け初日の朝、私は既に出勤途中でした。
それなのに、近所の人たちがみんな声をかけあって「早く家に帰りなさい!!」とザワザワしていました。既に学校に行っていた子供たちもみんな帰されるという。。
その時は何事かと思っていたけれど、緊急連絡網が回ってきて事態を把握。
この時、首都隊員は銃声などが聞こえたのできっと緊迫した雰囲気だったでしょう。
でも、ここ地方都市ランバレネは何も起きなかった為、テレビの世界でしかない。
ネットやラジオ、連絡網の情報だけが頼り。
それでもすぐにネット回線がガボン全体で止まり、2日間電話連絡のみの生活。
この時の私の心境は『おい、ええ加減にせぇや(# ゚Д゚)ノ!!!こっちはようやく仕事が始まる所じゃったんじゃーーー!!!』と。
(首都隊員はきっと怖かっただろに、、ごめんなさい。)
冬休みがさらに延びてネットも使えず途方にくれていた私ですが、これは冬休みに楽譜を作成しなかった私に仕事をしろという神様からの命令だと思い、重い腰をあげて楽譜を作成。
日本だったら既に教材キットでマグネット式の音符とかあるから、こんなの作ったことない。。これで子供たちが音楽を少しでも好きになってくれるといいなーと思いを込めて作成。
そして、2日間の苦しい縛りが終わり、1月10日(木)にようやく出勤\(^o^)/
でも、、、あれ、、、子供もクラスに3分の1くらいしかいないし、、クラスによっては先生がいない。。。(; ・`д・´)💦
仕方がないので算数をしてみるも、フランス語でなかなかできず結局子供たちが私に色々と教えてくれるという。。(泣)
それでも一生懸命話を聞こうとする子供たちの姿に、自分のフランス語ができない情けなさと子供への感謝でいっぱい。
隣のクラスの先生だけ来ていたので、午後からは体育をしようと、3クラス合同で計60人くらいの子供と担任1人+私で強行突破。
(午前中からやることなくて飽き飽きしていた子供にとっては歓喜の時間✨)
簡易なゴールライン(Ligne d'arrivèe)
位置について(Départ)...Mettre les genoux sur le terrain
用意(Prêt)...Levez les genoux du sol et plier le un peu
どん(Partez)...Sitôt au signale du départ, le pied derrière pousse le sol et on avance
先生も一生懸命声をかけてくれます。私が渡した走り方のマニュアルを見ながら、指導してくれる。この先生はとても一生懸命してくれるから嬉しい。
2,3時間くらい走ったにも関わらず、相変わらず元気な子供たち。
なぜか、走った記念に写真を撮ってと言われた(*'ω'*)ノ(可愛いから許す♡)
結局、年が明けて授業がまともに始まったのは14日(月)でした。
なので、まだ1週間しか今年になって授業をしていないという。。。
そして2月にプチバカンス(春休み)があるという情報を入手。
おい、ガボン。本当に休みばっかりで授業しないから四則計算もまともにできないんだぞ。と私の心は日々叫びまくる。
↑ この子は5年生(ガボンでは小学校最高学年)でかけ算テスト12点。
もちろん100点満点ですよΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
明日からはいよいよ子供たちに音楽を教えます。
初めての楽器、鍵盤ハーモニカに子供たちはどんな反応をするのか楽しみ( *´艸`)
熱なんか吹き飛ばして明日の準備に専念します。
では、Bonne journée !!!!!!!
沢山の笑いに感謝!!
リレーブログも3周目に突入です。
平成最後の12月31日の大晦日・・・と日本ではそんな節目。
今回の記事担当は「そーめん」が書きまーす。
何とか、日本の新年を迎えるまでに何とか記事を投稿しなければと・・・とにかく焦ってっております(汗汗)
今回は、長々書いている時間は無いので、ササっと行かせていただきます。
私たち2018年1次隊はGABONに着任してから、新年1月を迎えると半年になります。
そんな中で、生活情報・活動報告などなど伝えていくことは沢山あると思いますが、この国に来させてもらえたこと、そして様々な人との出会いに感謝の1年そして半年ってところですので、その気持ちを今回の投稿内容にしようと思います。
タイトルの通り【沢山の笑い】といことで、GABONで出会った、もらった多くの笑顔を紹介させてもらいます。
「最初の笑顔はこれかな・・・」
「そーめんがもらった多くの笑顔・・・本当にありがとう!」
今年1年沢山の笑顔をありがとう・・・
そして来年も多くの笑顔に出会えますように・・・
そして皆さんにも多くの幸福がありますように!!
私たちJICAボランティアは、その多くの笑顔のためにこれからも活動を続けます。
世界エイズデー
12月1日は世界エイズデーでした。
準備は疲れたけど、すごい楽しかった!
午前中は一般向けに無料検査を行いました。
先輩隊員も来てくれて、嬉しかったなぁ。
夕方は、式典でした。
UNAIDS局長、UNFPA局長、エイズ予防局局長などなど錚々たる来賓者を前に、
病院を代表して患者統計の発表させていただきました。
私の仕事を評価してくれた医院長と、最後までフランス語の添削に付き合ってくれた同僚たちには感謝です。
・定期受診患者の治療成功率(CD4>500)が低い(約20%)ことに関して、
医院長が「この結果を受け止めて、私たちはもっと頑張らなければいけない」
・新規患者の半数以上がすでにAIDS発症(CD4<200 or Stade C)していることに関して、
「今日のような啓発活動を通して、陽性だと知っている人をもっと増やさないといけない」
と来賓者の前で自ら発言してくれていたのは、感激でした。。
この国の、エイズ関連機関のトップたちに、現場の状況をわかってもらえて、
データ欲しいと関心をもってもらえて、
ラジオ局の記者にもすごく褒めてもらえて、
1ついい仕事ができたなと、嬉しく思いました。
発表のあとは、食べて、飲んで、夜中踊りまくりました(笑)
わーい
ガボンのタクシー
おこめです。
美味しいお米が食べたいです。
日本全国の米の食べ比べをするのが大好きなのですが、
今一番食べたいお米は宮城の新銘柄「だて正夢」です。
今回は、美味しいお米に飢えているおこめが担当です。
ここガボンには、
日本のように細かく張り巡らされ、丁寧に行き先が示された電車はバスはありません。
では、どうやって移動するか?
タクシーです。
この国で生きていくためには、
タクシーを使いこなすことが必須です。
比較的安く乗れるのですが、
少々の困難、苦痛、危険を伴います…
ガボンで生活して半年程たちますが、タクシーは相変わらず嫌いです。
ということで、今回は将来ガボンに来た時に役立つタクシー講座です。
※来ない人がほぼ100%だと思いますが、読んでください(笑)
↑ 街中でスマホは出せないので、タクシーの写真を撮れませんがJICAの車に乗っているときに撮ったタクシーの様子です。
緑や紫、赤色に塗られているので、遠くからでも「あ、きた」と分かります。
ほとんどが中古車だと思いますが、けっこうなボロボロ具合です。
各車で内装が少し違ったり、壊れ具合が違ったり、その補強の仕方が違ったりして、
けっこうおもしろいです。
ある日のタクシーは内側のドアノブがフォークかスプーンの柄でした。
意外と開けやすかったです。
内側のドアノブはないのがしょっちゅうなので、最近は戸惑うことなく外側に手を伸ばして開けられるようになりました。
一度、開けるのにコツが必要で、私は開けられずに困り果て外の歩行者に開けてもらったこともあります。
窓の上げ下げのところが壊れていて閉まらず、大雨でも開けっ放しでザーザーに雨を浴びたこともあります。
もう、スプラッシュマウンテンです。
相乗りなので、他の客の会話を聞けるのですが、
運転手と客がお釣りをめぐって大喧嘩を始めたこともあり、本気で怖かったこともあります。
だいたいのタクシーがこんな感じです。
もう、挙げるときりがないくらいタクシーネタは日々溜まっています。
そして、日本と大きく違うのは、
タクシー移動には危険を伴うということです。
乗ったタクシーは実は運転手と客のグルの集団で、
「ミラーを直してほしい」
とお願いされて手を伸ばして直しているうちにカバンの中から財布を取られた例もあります。
渋滞でのろのろ進んでいるときに、
盗人が突然ドアを開けてバッグを奪って逃げた例もあります。
空いている窓から手を伸ばして膝の上に置いている荷物を奪う例もあります。
怖いです…
これだけじゃありません。
前述の通り、車体はボロボロなので走行中に壊れる可能性もあります。
運転が荒いかつスピード超過なので、追突事故はしょっちゅうです。
もう数えきれないほど事故をみました。
運転手が悪い人で、ぼったくられることもあります。
腹立って運転手と喧嘩したこともあります。勝ちました。
そんななかで、
優しかったり面白かったりする運転手に出会うとほっとします。
(大抵が出稼ぎの外国人です)
毎日タクシーに乗らなくてはならないので、正直かなり疲れます。
簡単に乗れて、行き先を伝えるだけで、快適な車内で目的地に連れて行ってもらう日本のタクシーは素晴らしい。
つくづくそう思います。
日本に帰ってタクシーに乗ったら、
いかに日本のタクシーが素晴らしいかを伝えて運転手さんにありがとうと言いたいです。
では最後に、タクシーの乗り方を詳しく説明します。
ガボン旅行者必見ですよ。
★ ガボンのタクシー乗り方講座 ★
1.まずは目的地の方向側の、車が停まりやすそうな少々開けた場所に立ちます。
場所が分からないときはとりあえず行き先伝えると、
「反対側の道路の方がいい」とタクシーの運転手や周りの通行人が教えて
くれるときがあります。
2. タクシーが来たら、乗りたい人数を指で示します。
例えば、2人ならピースサインのような感じで示します。
3.タクシーが停まってくれたら、ここからが本番です。
4.窓越しで「必要な席数、値段、場所」を運転手に交渉します。
例えば、2人で空港まで1000fCFAで行きたかったら、
「2 places(ドゥープラス), 1000f(ミルフラン), aéroport(アエロポー)」
と言います。
5.発音が悪いと高確率で「あ?」と言われるので怖気づかずにもう一回言います。
6.OKなら、運転手がうなずいたり、クラクションならしたりして交渉成立です。
たまに、小銭ある?と聞いてくるので細かいお金を持っておいた方がいいです。
7.相乗りなので、体の大きいご婦人の隣になると、窮屈です。
ちなみに助手席はシートベルトを必ずします。
8.目的地らへんについたら、「どこかそこらへん(quelque part)」と言って
停めてもらいます。
9.お金を運転手に渡し、お釣りがある場合は受けとって、ドアを閉めて、終了です。
ちなみに、最初の頃、日本の癖でドアを閉め忘れて、運転手がきょとんとした
顔でこっちを見てきたことがありました(笑)
以上、ガボンのタクシー事情でした。
~ガボンに旅行へ行くのが嫌になったという人へ~
安心してください、結構な割高ですが貸し切り車も頼めばあります。